昨日、ご縁をいただいて、千葉県松戸市の浄土真宗本願寺派「天真寺」の雅楽教室に入れていただき、龍笛(りゅうてき)を本格的に習い始めた。
60の手習いだが、『自今生涯(じこんしょうがい)』というのがモットーで、私の空手道場に入会してくださる年配の方に、私はこの言葉を必ず伝えることにしている。
『自今生涯』とは、
「人生はいつでも〝たった今〟から始まる」
という意味で、
「人生に〝遅い〟はない」
ということ。
その実践を、自ら始めたというわけだ。
「指導する立場」が、「指導される立場」になって、いろんなことが見えてきそうで、それもまた楽しみでもある。
ただ、問題は愚妻だ。
私が自宅で龍笛に手を伸ばしかけると、
「ここで吹かないでよ」
と、可愛げのないことを言う。
だが、空手もそうだが、芸事は1日24時間365日、「いつでもどこでも稽古」の心構えでなければ上達は望めない。
それを封じられては、上達はなかなか難しいではないか。
もし龍笛が上達しなければ、それは私の努力が足りないのではなく、ひとえに愚妻のせいなのである。
龍笛(りゅうてき)の本格稽古
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