衆議院が、やっと解散。
やっとだから、解散劇がいまひとつ盛り上がらない。
私など、「あっ、そう」である。
これから選挙戦になれば違ってくるのだろうが、
「麻生、早く解散しろ!」
とサディスティックに批判していた私は、いざ解散すると気が抜けたということか。
『歓楽極まって、哀情多し』
とは、漢の武帝の言葉で、
「欲するものが叶えられたあとには、虚しく悲しい気持ちしか残らない」
という意味だが、何事も意気込むと、それが実現したり叶えられたとは、
(なんだ、こんなものか)
と気が抜けるということだ。
衆院選の解散で、ふと武帝の言葉が脳裏をよぎった次第。
いよいよ皆既日食。
自民党という太陽が隠れるか否か。
偶然の一致とはいえ、この期に皆既日食とは、何とも皮肉なものではないか。
衆院選と皆既日食
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