今日27日が、海外旅行の出国ピークだという記事が出ていた。
成田空港の出発ロビーは、大きな旅行バッグを持った家族連れなどで、朝から大混雑。この日だけで約5万人が海外に出発するという。
一方で、年を越せない派遣労働者がいる。
この〝格差〟から、私たちは何を感じるだろうか。
解雇された派遣の人たちへの同情よりも、自己防衛だろう。
(他人のことより自分のこと)
そう思うのではあるまいか。
すなわち「勝ち組・負け組」という価値観は〝格差の拡大〟から起こるのである。
ライブドア事件で、拝金主義が否定された。
今回の経済恐慌で〝金融立国〟が否定された。
だが、本当にそれらは否定されたのだろうか。
私は違うと思う。
来年は、もっともっと格差社会が進行するだろう。
「勝ち組・負け組」の時代である。
海外旅行の出国ピークだという記事を読みながら、そう思うのだ。
勝ち組・負け組の時代
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