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〝子猫殺し〟についての私見
2006/9/22
坂東眞砂子さんの〝猫殺し〟について、一言、私の意見を書いておきたい。 板東さんが子猫を殺した理由は、私流に解釈すれば、「不妊手術はしたくない⇒これ以上の猫は飼えない⇒殺すしかない」という論理だ。生 ...
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「原因」を探ることの無意味
2006/9/19
ドジを踏む。 「なぜ」 と失敗の原因を考え、それを克服することで人間は進歩する――私は、これまでそう思ってきた。 だが最近になって、「失敗の原因を探ることは無味ではないか」と思うようになってきた ...
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飲酒運転に潜む「明日は我が身」
2006/9/13
私は保護司をやっている関係で、本日、千葉県の市原刑務所へ視察研修に行った。 ご存じの方もいらっしゃると思うが、市原刑務所は「交通刑務所」だ。飲酒運転による死亡事故や、轢き逃げなどの交通事犯を収容す ...
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凡夫が、死に臨んで平静でいられるや
2006/9/7
「人生の一大事に臨んで、自分は平然としていられるか、それとも狼狽するか」――。これが私が自分に課した長年のテーマである。 一大事の最たるものは「死」だが、死んでしまったら甘受も狼狽もないので、現実と ...
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「忙=心が滅ぶ」を論じる
2006/9/1
鈴虫が鳴いているのに気がついたのは数日前のことだった。 残暑だ真夏日だと言っているうちに、季節はいつの間にかそっと忍び寄り、時の移ろいの早さに、何とも無常を感じる今日このごろである。 8月は、仏 ...
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小泉首相の靖国参拝に思う
2006/8/15
小泉首相が今朝、靖国神社に参拝した。 賛否をめぐって論議が再燃しているが、靖国問題の是非はひとまず措くとして、私が注目するのは、元自民党幹事長である加藤紘一議員が、テレビで繰り返し発言している言葉 ...
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〝宝の山〟は足下にあり
2006/8/14
80歳を迎えた師匠が、私に言った。 「人生なんて、過ぎてみればあっという間だな」 知人が、私に言った。 「もう10歳若かったら――とね。つくづく思うんだ」 知人は86歳だ。 55歳の私が、青年 ...
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易(やす)きものに価値なし
2006/8/8
「価値」に「絶対値」はない――これが私の考え方である。 たとえば、鯨肉(げいにく)。 私が子供のころは牛肉が高くて、鯨肉(げいにく)を〝代食〟していた。 ところが、いまはどうか。 鯨肉、高価で ...
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嫌われるなら、青大将よりコブラになれ
2006/8/4
今日は暑い一日になるという予報だったので、早朝5時前に起床して畑へ行った。 畑に行くメンバーはいつも三人だ。 私のオヤジと、カミさんと、そして私だ。役割がそれぞれ決まっていて、畑の知識があるオヤ ...
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面白がれば、人生もまた楽し
2006/7/28
学生時代、金はないが、時間はあった。 要するにヒマなのだ。 「なんか面白いこと、ないっスかね」 酒をご馳走になりながら、OBにボヤいたら、 「バカヤロー。人生、そうそう面白いことがあってたま ...