「歳時記」 一覧

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歳時記

いま気づく「私は不幸な人間」

2011/9/28  

 不平不満は、幸せの証(あかし)である。  幸せな人間は、たとえていえば、満天星の下にいながらもそのことに気づかず、白昼の空に星を探して、あれが欲しい、これが足りないと不平不満をもらすのと同じであるか ...

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歳時記

湯船に浸かれば「妙想飛来」

2011/9/27  

 昨夜、九十九里の仕事部屋に来た。  鍼(はり)のおかけで腰痛が楽になり、温泉健康ランドに入ればもっとよくなるだろうと思ってのことだ。  ところが、何だかんだ雑用に追われて原稿が予定まで進まず、仕事部 ...

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歳時記

龍笛の稽古で気づいた「無心」

2011/9/26  

 昨日、千葉県松戸市の天真寺さんに、龍笛(りゅうてき)の稽古にうかがった。  ご指導くださるH先生は、芸大邦楽科で龍笛を専攻された方で、本願寺派布教使でもあり、京都からおいでになる。  40代の熱血指 ...

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歳時記

「必要条件」「十分条件」

2011/9/25  

「雲あらざるところ雨なく、雨降らざるところ虹なし」  私がつくった言葉だが、気に入っている。  つまり、「不幸」は「幸福」のタネということだ。  たとえば、苦労して畑を耕すから、収穫の喜びがある。   ...

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歳時記

孫達をつれて畑へ

2011/9/24  

 昨日、審査会を終え、今朝は畑である。  孫2人を連れて行ったのはいいが、ニンジンは片っ端から引き抜くは、タネをまいたところは長靴で踏みつぶすは、狼藉の限りをつくす。 「こらッ!」  と怒鳴りたいとこ ...

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歳時記

今日は審査会

2011/9/23  

 今日は、当道場で審査会だ。  朝9時から午後3時まで、各クラスに分けて50名ほどが受審する。  審査会は春秋2回行っており、子供たちにとっては緊張する〝貴重な機会〟でもある。  それだけに全力を出す ...

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歳時記

「青空」と「心」

2011/9/22  

 台風一過。  各地に甚大な被害をもたらしておきながら、何事もなかったように今朝は青空が広がっている。  自然とは、なんと残酷なものであることか。  いや、人間だって同じだ。  笑ったと思ったら、怒る ...

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歳時記

「貧」と「仏道」

2011/9/21  

「仏道は貧なるべし」  とは、道元の言葉だ。 「欲を捨てよ」  という意味だ。 『貧』という字は『分』+『貝』。 『貝』はお金をあらわすので、 「お金をみんなに分け与えた結果、財産ができずに貧しい」 ...

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歳時記

腰が「痛テテテ」

2011/9/20  

 しゃがもうとして、腰にビシッと痛みが走った。  腰のやや上部だ。 「痛テテテ」  唸る私に、 「どうしたのよ」  愚妻がテレビを見ながらノンキな声で言う。 「ギックリ腰のなりかけだ」 「気をつけてよ ...

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歳時記

わが心を〝水晶玉〟にする

2011/9/19  

 明治時代、浄土真宗本願寺派に七里恒順という名僧がいた。  七里和上は、清い心を透明な水晶玉にたとえた。  丸くて透明な水晶玉を赤い紙に転がせば赤く見え、緑の木の葉の上に置けば緑になるという。  つま ...

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