「 mukaidaniの記事 」 一覧
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視点を変えれば、瓦礫も宝に変ずる
2006/6/14
ねずみ小僧次郎吉と、石川五右衛門――。 大泥棒の双璧である。 だが、同じ泥棒でも、後世の評価は百八十度違う。 五右衛門は、私腹を肥やすために泥棒をしたのだから、正統派のワルで、 「あんな奴、釜 ...
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「人間、物見遊山」という生き方
2006/6/9
貧しくとも人生謳歌――これが江戸庶民の生き方である。 執筆のため、いま江戸時代について調べているのだが、当時、庶民が住む長屋は、入口と台所を含めてわずか三坪(六畳)。隣とは板一枚で仕切られただけで ...
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農作業で体得した「価値観」の正体
2006/6/5
このところ、毎朝5時起きで畑へ出かけている。 ピーマン、サニーレタス、コマツナ、ナス、スイカ、サツマイモ、ホウレンソウ、キューリ……。もっと植えたような気がするが失念。というのも、畑の指南役は、八 ...
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「願望」という名の「我欲」に要注意
2006/5/29
私が仕事部屋に借りている安房鴨川市に「曽呂(そろ)温泉」というのがある。 温泉と言っても、山あいに民家のような旅館が1軒あるだけで、平日ともなれば、客はせいぜい数人といったところか。温泉は茶褐色の ...
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「格差社会是正」というまやかし
2006/5/24
《金は天下のまわりもの》という言葉がある。 意味をご存じだろうか? 「いつかは自分のところにも金がまわってくること」 とノンキなことを言っているようでは、死ぬまでお金はまわってこない。 《金は天下 ...
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「結果悪ければすべて無駄」という愚かな人生
2006/5/19
「結果よければすべてよし」――これがビジネス社会だ。 どんなに努力しようが、仕事として成功しなければ評価ゼロ。反対に、寝転がっていようと、結果を出しさえすれば賞賛される。努力という「過程」がホメられ ...
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二週間ぶりにブログ再開
2006/5/18
浄土真宗本願寺派西山別院で11日間の得度習礼を終え、 5月16日に僧籍を得て帰宅した。早朝5時半の起床から午後11時の消灯まで、初めて経験するハードな習礼に精根尽き果て、本日になって、やっとこさブロ ...
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念願の〝畑デビュー〟をする
2006/5/4
得度習礼を控え、体調を整えるため、仕事をすべて中断。健康ランドへ行ったり、家でゴロゴロしたりしていると、神経が弛緩して、このブログも休止状態になってしまった。 一事が万事と言うのか、ブログは仕事と ...
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どう生きても、後悔するのが人生だ
2006/4/28
「ブリタンのロバ」という言葉をご存じだろうか。 こんな話だ。 空腹のロバがいて、目の前に「水」と「エサ」があるにもかかわらず、餓死してしまう。理由は、ロバはどっちも欲しいのだが、どっちから先に口を ...
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「上げたら下ろせ」――30年間、忘れ得ぬ言葉
2006/4/23
5月6日から11日間、得度習礼で京都・西本願寺西山別院に入るため、いま原稿に追われていて、このブログも4日ぶりになってしまった。 昨年6月、奈良教区で得度考査を受け、11月から得度習礼の予定であっ ...