「 mukaidaniの記事 」 一覧
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桜は散るをめでたしとする
2008/6/9
土曜日から鴨川市の仕事部屋いる。 昨日、毎度のごとく館山の健康ランドに行く。 露天風呂に浸かって手足を伸ばし、ひょいと庭を眺めると、目を楽しませてくれたモミジが、いまも紅葉を保っていた。 (おっ ...
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「正義感」と「過剰防衛」
2008/6/8
犯人が拳銃自殺して幕切れとなった埼玉県川越市の「発砲立てこもり事件」。 解決まで8時間半を要したことで、住民から批判の声があがっているとの報道がある。 「もっと早く解決できたのではないか」「人質が ...
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尿管結石の兆候に「ヤバ!」
2008/6/6
先週は、黒人演歌歌手のジェロ君、今週はガッツ石松さんを取材した。 それぞれ話は興味深く、面白く、また触発もされて楽しかったが、人物取材がいかにエネルギーを要するものか、〝現場〟を離れて久しい私は改 ...
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橋下府知事は、府民に寄付を募れ
2008/6/3
大阪府の職員は気の毒である。 命ぜられるままに仕事をしてきただけなのに、財政が赤字でヤバイからといって給料を減らされるのだ。 「私たち、何か悪いことをしたでしょうか」 と、府職員が橋下徹府知事に ...
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見栄を張らず、人生ボチボチ
2008/5/31
見栄を張ってナンボ――そう信じて生きてきた。 喜怒哀楽を表に出す人間は「素直」でもなんでもなく、腹が減ったと言ってキャンキャン泣いてみせる犬と同列である。 だから「武士は食わねど高楊枝」で、人間 ...
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世相と空虚なフレーズ
2008/5/27
かつて大相撲ファンは、力士に人生を見た。 十代の少年が苦しい修行に耐え、関取となって郷里に錦を飾る――その努力と勇姿に〝人生の感動〟を覚えるのだと、かつて年配の相撲ファンは私に語ってくれたことがあ ...
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人生の大事は《セーフティー〝網棚〟》
2008/5/25
待望の作務衣が届いた。 4月、京都に行った折り、馴染みの岩田呉服店に寄って、ご主人の岩田信一さんのアドバイスをいただいて仕立てたものだ。袖は着物袖に、陣羽織のデザインは……。 「おい、どうだ」 ...
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怒りの本質は「敵は本能寺」
2008/5/22
昨日、稽古態度の悪い子供たちを怒鳴りつけた。 稽古が終わって、ふと考えた。 (俺はなぜ怒ったんだ?) 「稽古態度が悪い」というのは確かに《原因》ではあるが、 (果たしてそれは怒りの《真因》なのだろ ...
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人生は〝面白がる〟もの
2008/5/20
今日の午前中、東京商工会議所品川支部でセミナー講演をしてきた。 品川支部に招かれるのはこれで3度目だが、今回もご担当の増山雄三氏が過不足のない段取りをしてくださった上、みなさん、私の拙(つたな)い ...
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優位に立つ「我田引水法」
2008/5/17
かつて、イケイケで鳴らした若手総会屋が、こんな話をしてくれたことがある。 「雑巾に柄(え)をつけりゃ、立派なモップになる。これが私の仕事のやり方ですよ」 つまり雑巾という「ネタ」に「理屈」という柄を ...