今日は、茨城県へ紅葉を見に行って来た。
飛び込みの仕事があったりで、原稿が押せ押せになっているのだが、前々からこの日に予定していた。
時間がないからといって取りやめていたら、結局、何もできなくなる。
それで出かけたのだが、紅葉はたいしたことなかった。
帰途に立ち寄った日帰り温泉もイマイチだった。
さて、そこで考えるべきは、
「来なければよかった」
と思うかどうか。
「来なければよかった」
と思えば、時間をムダにしたことになり、失った時間は返ってこない。
「これはこれでよかった」
と思えばムダにはならない。
人生もしかりで、
「これまで自分の人生は何だったんだ」
と思えば、過ぎ去った時間は無意味になる。
「これでよかった」
とハッピーに受け取れば、意味のある人生になる。
愚妻と所帯を持ったことも、
「これはこれでよかったのだ」
と思えば、過ぎ去った膨大な時間はムダにはなるまい。
そんなことを露天風呂に浸かりながら考え、休憩室で愚妻と顔を合わせる。
愚妻は湯上がりに上気した顔から汗をにじませ、すこぶる元気だ。
(本当に、これはこれでよかったのか?)
思わずホンネが脳裏をよぎるのだった。
紅葉を見に行く
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