HOME > 歳時記 > 歳時記 袴の修繕 投稿日:2012年2月23日 私がニラんだとおり、愚妻は今日の午後、袴(はかま)を縫っていた。 礼を言おうかと思ったが、やめた。 「ちょっと、どんな魂胆があるのよ」 と、あらぬ誤解を受けるからだ。 実を言うと、魂胆はある。 もう一枚、袴が欲しいのだ。 だが、いま買うと愚妻はブチ切れるだろう。 ここは数日、冷却期間を置くのが君子の処し方だ。 あれやこれやと気をつかい、着物生活も楽ではないのだ。 Twitter Share Google+ Pocket Hatena LINE -歳時記