世界が騒然としている。
気候変動による自然災害、各地で起こっている軍事衝突。
たいていのことには驚かなくなり、「台湾有事」が我が家でも日常会話で語られる。
「習近平、侵攻するかな?」
「するに決まっているでしょ」
昨夜、私が問うと、愚妻が焼酎のお湯割りをグビリとやりながら平然と言う。
「なぜそう思う?」
「そんなこと、私にわかるわけないでしょ」
理由もわからないまま、平然と戦争を語る。
そういう時代になった。
だが、時代はどう変わろうとも、「人間は生きて死ぬ」ということだけは太古の昔から変わらない。
「命というのは正直だな」
と、葬儀を勤めるたびにつくづく思う。
『いつか死ぬ
いつかいつかは
他人事
陽光の露天
手足を伸ばす』
明日から法務が続く。
息抜きに今日の午後、久しぶりに日帰り温泉に行って、そんな言葉がふと浮かんだ。