歳時記

孔子と「人生100年時代」

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週半ばから法務が続き、一段落(たぶん)。
手紙の返信やら、会合の出欠ハガキやら、溜まった用事をかたづける。
そういえば、ブログも数日休んでいる。

で、何を書こうかと思ったとき、ひょいと、なぜか唐突に孔子のことが浮かんできた。

『吾れ十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順う。
七十にして心の欲するところに従い矩を超えず』

周知のとおり、孔子の言葉である。

なるほど、と思いつつ、孔子の時代の平均寿命が知りたくなった。
現代の平均寿命に換算してみなければ、孔子の真意がわからないではないか。

で、調べてみた。
だいたい50歳前後ということらしい。

令和4年で男性の平均寿命は約81歳だから、大雑把に寿命は5割増といったところか。

孔子の言葉を現代に修正すると、次のようになる。

『吾れ二十有五にして学に志す。
四十五にして立つ。
六十にして惑わず。
七十五にして天命を知る。
九十にして耳順う。
百五にして心の欲するところに従い矩を超えず』

ウーム。
唸るではないか。
私は今年で七十四歳になるので、そろそろ天命を知る年齢ということになるが、「心の欲するところに従い矩を超えず」まで、あと30年もある。

生きていればボケ老人となっているだろうから、確かに矩の超えようがあるまい。

なるほど、「人生100年時代」とは、こういうことを言うのか。

孔子は73歳まで生きたようだから、現在で言えば109歳。
きっと、矩の超えようがなかったのではないかと想像をめぐらせ、思わず笑ってしまいつつ、

(あっ、執筆しなければ! 笑っている場合ではない)

笑顔も引きつるのである。

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