歳時記

右手親指の痛み

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昨日、導師控室で着替えをしていたときのこと。
袴のヒモを後にまわし、蝶々結びにしようとして右手の親指に激しい痛みが走った。

「痛テテテテ」

それでなくても不器用な私は、背面で蝶々結びをするなど、ずっと苦手にしているだけに、右手親指の痛みはエライことになる。
ご葬儀の開式まで15分ほどあるので、しばし作業を中断し、そろりと蝶々結びをした。

じつは、昨年の秋ころから右手を使うと手の甲に痛みが走ることがあったが、袴のヒモのおかげで、痛みは親指の付け根からきていることがわかった。

そういえば確か数年前、愚妻が「バネ指」とやらで手の親指の痛みに難儀していたことを思い出した。
「バネ指」がどういうものであるか、いまもって知らないし、愚妻がどう治療したのかも記憶にないが、「バネ指」という言葉だけ記憶にある。

ひょっとして、それではあるまいか。

帰宅してすぐ愚妻に袴の顚末を話すと、
「すぐ風呂に行ってきなさいよ」

微塵のためらいもなく、日帰り温泉へ行って源泉に浸かってこいと言うのだ。
どこか具合が悪くなると、すぐに「風呂に行け」なのである。

うるさく言うので昨夕、日帰り温泉に行ってきたのだが、愚妻の顔を立てるつもりで、

「おい、痛みが取れたぞ!」

帰宅するなりそう言ったら、
「なわけないでしょ。人をバカにして」

プリプリ怒っていた。

だが、「効果がない」と言えば、
「ちょっと、ちゃんとお湯に浸かったの!」

これまた怒るだろう。
日帰り温泉に行くのも楽ではないのだ。

ちなみにキーボードは親指をほとんど使わないので、こうしてパソコンが打てる。
せめてもの幸いである。

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