歳時記

フリコミ作業

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明日が抗ガン剤投与2回目なので、愚妻は今日の午前中、病院に前泊(と言うのかどうか)。

私は昨日はお通夜、今日は葬儀のお勤めがあるので、近所に住む娘が仕事を午前中休みとし、愚妻を送ってくれたとのこと。

明日の夕方に退院するが、私はこの日も通夜が入っていて、これまた娘に迎えを頼んだという。

それにしても、一泊二日であればいいのだが、何日も入院されるようなことになると、生活能力に著しく劣る私は困る。

で、先週末。

愚妻がふと思い立ち、郵便局に私を連れて行って、フリコミの方法を教授である。

実を言うと、私はこの歳まで、フリコミということをやったことがないのだ。

しかも、郵便局の口座から、相手の郵便局の口座に振り込むと手数料が安いと愚妻は言うのだが、それだけ手順が複雑になるではないか。

「はい、ここを押して・・・、違うわよ、ここ!」

おっかなびっくりの私に愚妻がイラつき、大きな声で叱責するので、私は周囲の目が気になって落ち着かない。

「おい、振り込めサギと間違われるぞ」
小声で言うと、愚妻もドキマギして、周囲をうかがっていた。

そんなこんなで、私は初フリコミを体験したのだが、一人ではできそうもない。

「わしがやると、必ず誤送金するぞ」
素直に言うと、
「そうね。やらなくていいわ」
愚妻も素直に結論していた。

かくしてフリコミ作業は免除となった次第だが、日常生活もなかなか難儀なものであることに、いまさらながら気がついたのである。

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