歳時記

「巣ごもり」という日常

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「巣ごもり生活」で、すっかり出不精になった。
法務以外、出ることはない。
たまに馴染みのレストランに行っても、客の引けが早い。
夜がすっかり早くなった。

私としては外へ出る機会が減ってウェルカムなのだが、気になっていたのは14日の銀座サロンの出講である。

もしオミクロン株が吹き荒れてリモートのみとなったら、実に話しにくいではないか。

幸い、お客さんは入場していただくということだが、「出不精」のこのご時世、おそらく閑散とした状態になるのだろう。

それでも、生身の人に向かって話すのと、無機質なカメラに向かって話すのとでは気分がまるっきり違ってくる。
師走の忙しい時期に来場してくださる方がいらっしゃるなら、ありがたいことである。

人数が少なければ車座になって話しをしたいところだが、リモートで視聴してくださる方もいらっしゃるだろうから、そうもいくまい。
「巣ごもり」しつつ、そんなことを思うのである。

今朝も朝7時に愚妻を日帰り温泉に送った。
そして、12時に迎えに行った。
愚妻は私と違って「巣ごもり」という日常はない。

何となく癪なので、私はこれから日帰り温泉に行くことにした。
朝に愚妻を送り、昼に迎えに行き、午後は私が入浴に行く。
何をやっているんだか。

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