今日、といっても日付が変わったので昨日になるが、いつもどおり4時起き。
朝風呂に入って、4時30分。
7時30分に試合会場に出かけるので、家を出るまで3時間ある。
仕事をする。
1時間ほどして愚妻が起床の気配。
「おい、コーヒー」
「おい、紅茶」
「おい、ヨーグルト」
矢継ぎ早に命じると、
「寝てればいいのに、早くから起きてうるさいわね」
ブーブー文句を言って、
「あなたがボケたらうるさくて大迷惑だわ」
減らず口を叩く。
「バカ者。ボケたら、おまえのほうがうるさいに決まっている」
たしなめると、
「冗談じゃないわよ。私の場合は、ボケても正統派なんだから」
「おまえ、ボケに正統派があるのか?」
「あるわよ」
朝っぱらからボケをめぐって論戦が続いたのだが、おかげで今日一日、「正統派のボケとは何か」ということを考えさせられ、
「まだボケていないからこその罵り合いであって、正統派論争は健康の証である」
という結論に至った次第。
実際、ボケたら正統派だの何だのと言ってはいられまい。
遠からず、その日が来るのか。
いろいろ考えさせられる一日であった。