朝から雨。
愚妻は例によって、近所の日帰り温泉。
露天だと雨に濡れるだろうと、これは余計な心配。
今日は都内で取材があり、昼前に家を出る。
愚妻の帰宅より先に私が出ることになるだろう。
だから愚妻は、私が着ていく洋服を昨夜のうちに用意している。
だが、テレビの天気予報では外は寒そうだ。
用意された洋服では寒いのではないかと思うが、私の洋服類はどこにあるのかわからないし、どんな洋服を持っているのか、にわかには思い出せないでいる。
いつものようにクルマで出かければいいのだろうが、夜は別件があって、ちょこまか移動する。
電車でなければ不便だ。
だが、寒そうである。
ここはやはり愚妻の帰宅を待って、洋服を選択しなおすべきか。
問題はとっとこ帰ってくるかどうかである。
と、ここまで書いたところへ、いま愚妻から電話。
風呂から上がったと、ノンキな声。
「すぐに帰宅せよ!」
厳しく命じたところなのだ。
ヨカッタな。