天気もいいし、結石も出たし、早朝ウォーキングの再開である。
この時期、春霞の田園風景はまた格別のものがある。
だが、歩いていると、いろんなアイデアが湧いてくる。
一瞬の閃きは、一瞬ゆえにすぐに跡形もなく消えてしまう。
このことがわかっているので、帰宅してメモにしなくてはと、自然と足が速くなる。
春霞を楽しみ、楽しむがゆえにアイデアが閃き、忘れないようにと帰宅を急ぐため、春霞を楽しむ余裕がなくなる。
妙な連鎖ではないか。
ポカポカ陽気なので、着物に袖無し羽織を着て、道場の仕事部屋へ行くことにする。
ハットを被ったらどうかと思い、愚妻に問うと、
「ちょっと、春先に妙な格好して歩いていると、ヘンな人に間違われるわよ」
こうして今日も、夫婦して足を引っ張り合いながら幕を開けたのだ。
早朝ウォーキング
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