昨夜は、築地本願寺『GINZAサロン』に出講した。
今年の2月に続いて2度目だ。
前回は『僧侶になって、何がどう変わったか』ということについてお話しをしたが、今回は『仕事も人生もうまくいく 人間関係「間合い術」』という現実的なテーマにした。
私の思うところを述べ、後半は僧侶のA氏と対談をさせていただいた。
詳細は割愛するが、結論を言えば、人間関係は「技術」であるということだ。
技術である以上、「人間関係術」はノウハウの取得と努力によって向上させることが可能ということになる。
このことに気づかず、「自分が人間関係を苦手にしているのは、引っ込み思案の性格による」といった内面的なものに起因していると思うから、悩みのドツボにハマる。
これが、経験から得た私の考え方である。
それはそれとして、「ものごとは考えようである」ということを、最近、つくづく感じる。
雨が降れば、
「おっ、チャンス。今日はお気に入りの雨傘をさして出かけよう」
と心を浮き立たせる。
ジリジリと暑い日は、
「おっ、チャンス。今日は着物に日傘をさして出かけよう」
と、心を浮き立たせる。
天気を厭(いと)うのは意味のないこと。
ポジティブにとらえれば楽しくなるのだ。
きっと人生も同じなのだろう。
ものごとは、考えようで、苦もなれば楽にもなるのだ。
ものごとは考えよう
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