先週末から風邪気味。
月曜の約束は先延ばしにしてもらい、医者へ行って薬を処方してもらった。
火曜は都内で2つ約束があり、これは先延ばしにできないので、体調を整えるため月曜は一日中寝ていると、
「明日が危険なんでしょう? アメリカと北朝鮮、戦争するかしら?」
頭痛がするのに、枕元で愚妻が余計なことを質問してくる。
「そんなこと知るか」
と言えば角が立つので、
「核ミサイルに備えて雨戸を閉めよ」
と命じた。
愚妻がすぐさま行動に移したので、
「二階の雨戸も忘れるでないぞ」
「わかってる」
夫婦の呼吸はピタリ。
『敵国(てきこく)外患(がいかん)無き者は、国(くに)恒(つね)に亡ぶ』
という孟子の言葉が脳裏を過ぎる。
外敵が現れれば、わが家の〝内敵〟とも一気に仲よくなるのだ。
火曜は終日、外出したので、帰宅して風邪がぶり返す。
頭痛ガンガンで、私は北朝鮮どころではないのだ。
「外敵」と「内敵」
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