相変わらず連日、外出している。
取材もあれば、取材も受ける。
今後の僧侶活動について人に会ったりもしている。
いささか疲れた。
ところが、愚妻の目は節穴なので、私の努力が見えない。
「ヒマよね、毎日、出歩いて」
と、嫌味なことを言っている。
「バカ者。1年365日、わしには一日たりともヒマな日はない」
と叱責するが、
「好きでやっているんでしょ」
と、ニベもない。
確かに「イヤなことはやらない」というのが私の生き方なので、これは当たっているだろう。
今週は「老後の生き方」について取材を受ける。
二つ返事で引き受けたが、気がつけば私も「老後」を語る年齢になったということだ。
そう言えば、7月頭には、『名僧たちは自らの死をどう受け入れたのか 』(青春出版)を出版する。
老後を書いたり、ヤクザを書いたり、角栄を書いたり、まるで雑木林のような仕事ぶりだが、それもまたよし。
仕事も人生も、「イヤなこと以外」は、すべてウェルカムなのだ。
すべてウェルカム
投稿日: