今日から少しずつ、道場内の片付けをする。
私がやるのではない。
愚妻がやるのだ。
床の張り替えを決めはしたが、考えてみたら、床の上にある諸々の荷物を片づけなければ張り替えはできない。
思いもしなかったことだ。
荷物を、一時的に道場内の仕事部屋に移すと、愚妻が言っている。
部屋が取り散らかる。
それでなくても、資料があちこち積んであるので、どこに何があるかわからなくなってしまうではないか。
しかも一週間、大工さんが作業するので、道場では仕事はできない。
ということは、当面、必要な資料を自宅に持ち帰らなければならない。
自宅にもファックスはあるが、スキャンの性能が落ちる。
モノクロ印刷は自宅でもできるが、カラープリンターは仕事部屋にしかない。
不便である。
面倒であるが、自分が言い出したことだから、仕方がない。
不満を封じ、納得させ、人を意のままに従わせるには「言い出しっぺ」にすること。
そんな原稿を、先日書いたばかりだったことを思い浮かべつつ、
「紺屋の白袴」
という言葉が脳裏をよぎるのだ。
紺屋の白袴
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