あわただしく1週間が過ぎる。
一昨日は、近くの小学校で、3年生を対象に護身術教室。
私を含め、当道場から6名が指導に当たった。
悪役にはサングラスをかけてもらい、それなりにウケたと思う。
広い意味での「護身」はこれからのテーマだろう。
昨夜は編集者と打ち合わせ。
帰宅すると、深夜から明け方までソチ五輪の女子フィギアを見つつ、
「プレッシャー」
ということを考える。
アスリートに限らず、上昇志向を持つ限り、人間は誰でもプレッシャーと戦うことになるのだろう。
「プレッシャーをいかに克服するか」
というのは面白いテーマだと思う。
ソチ五輪のおかげで、今朝は頭がボー。
着物に野袴を付け、道場の仕事部屋に向かって歩いていると、日刊ゲンダイから携帯に電話。
「スキージャンプの笠谷選手など40代はとても元気。このことをどう思うか」
と、世代論についてコメントを求められる。
歩きながら、思いつくままコメントする。
電話によるコメント取材は「即答」が鉄則。
私も週刊誌記者時代、電話取材をよくやったが、
「あとにして」
という相手は即刻、パス。
記者は〆切に追われて忙しいのだ。
だがら、立て板に水で、ペラペラしゃべる。
そして、話した端から何をしゃべったか忘れていく。
この「こだわりのなさ」が、私の持ち味なのだ。
そう一人で納得しつつ、私の今日の一日は、こうして始まったのである。
「こだわりのなさ」が持ち味
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