歳時記

鼻風邪に苦しむ

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 昨夜から、鼻風邪である。
 クシャミが止まらない。
 冷房のなかで根を詰めて仕事をしたせいだろう。
 稽古の指導もあり、これはつらかった。
 それでも今朝は2時に起きて、10月刊行(9月だったかな)の拙著の「前書き」を書く。風邪がひどくなりそうだったので、何とか頑張って書けるうちにと急いで起きた次第。
 これは大正解。
 案の定、明け方になるとクシャミがひどくなり、意識朦朧。書き上げて、倒れるようにひと眠り。
 10時に起き、シャワーを浴びて保護観察対象者の家を訪問する。
「電話して、別の日にしてもらいなさいよ」
 愚妻はいとも簡単に言うが、相手も予定してる。ことに〝事情がらみ〟のアポの変更は難しいのだ。
 このクソ暑いのに、マスクをして出けた。
 と、ここまで書いて、子供の作文のように時系列を追っていることに気づく。頭がまだボーとしているのだろう。
 予定では、今日の午後は自宅二階の私室と、道場の仕事部屋を片づけ、次の仕事の準備をするつもりでいたが、先送りになってしまった。
 明日以降も、予定が詰まっている。
「時間ができたら」
 ということは、どうやら死ぬまでありそうにない。
 忙しいなかで、何をどれほどこなさせるか。
 こういう考え方をすべきだと、いま再認識しているところなのである。

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