ツイッターを始めた。
特に理由はない。
先夜、編集者と打ち合わせをしていて、
「ツイッターをやったらどうですか」
と言われ、
「あっ、そ」
と、例によって〝軽はずみ〟で始めた次第。
実を言うと、最近、意識して「独り言」を口にしている。
これも特に理由はない。
「さっ、仕事だ」
「風呂だ」
「ウーン、今日は寒いのう」
声に出すのが楽しいのだ。
ところが愚妻には、このことが理解できない。
「ちょっと、ブツブツうるさいわね。頭がおかしくなったんじゃないの」
とバチ当たりなことを言う。
だが、私のブツブツは、これからはツイッターの「つぶやき」になるのだ。
「おい、ツイッターを始めたぞ」
愚妻に言うと、ジロリとニラんで、
「まさか、私の悪口を書くわけじゃないでしょうね」
大丈夫だ。
愚妻の悪口は書かない。
残念ながら、140字ではとても書き切れないのだ。
ツイッターを始めたのだ
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