明け方、グラリときた。
震度4ということだったが、それ以上に強く、そして長く感じ、
(ヤバイことになるか!)
と身構えた。
たぶん、3月11日の体験が、無意識に蘇(よみがえ)ったからだろう。
トラウマ(精神的外傷)という言葉があるが、なるほどこんなことを言うのかと納得した。
そんなことを愚妻に話して聞かせながら、ふと、
(トラウマがあるなら、その逆もあるのではないか?)
と思った。
何かの拍子に、
「あっ、またいいコトがある!」
という歓喜の蘇りだ。
「おい、どう思う」
愚妻に問うと、
「それって、いいことがあった人の話じゃないの」
グサリと胸に突き刺さる一言であった。
地震とトラウマ
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