東北道は「ボランティア渋滞」だとニュースが報じている。
大震災発生以来、ボランティアは延べ13万人を超え、この連休中には1日あたり約8000人が被災地で活動する見込みだという。
ボランティアは本当に素晴らしいことで、
「日本はいい国だな」
と感激する一方、
「何がそこまでボランティアに駆り立てるのか」
という意見も散見する。
「ボランティア活動を通じて〝生きている実感〟を見いだそうしている」
というクールな見方もある。
だが、ボランティアに参加する理由はどうあれ、
「人のために役に立たちたい」
という思いは素晴らしいことではないか。
元ライブドア社長の堀江某が、上告を棄却した最高裁決定を不服として異議を申し立てている。
異議が退けられた場合は懲役2年6月の実刑とした1、2審判決が確定し、収監される。
「法律に触れなければ何をしてもいい」
という彼の生き方を〝時代の寵児〟として囃し立てたのは、ついこのあいだのような気がする。
堀江某が〝寵児〟になる時代と、ボランティアで道路が渋滞する時代と、どっちが素晴らしいだろうか。
ボランティアと「堀江某」
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