「なんや、しっかり稼いどるやんけ」
と思わせたのが、プロボクシング亀田兄弟の所得申告漏れである。
それも1億円。
稼いだ総額が1億円ではなく、申告しなかった稼ぎだけで1億円だというのだ。
私たちは亀田ファミリーをサカナに、
「しょうもない親子や」
「いや、ファミリーの絆はたいしたもんだ」
と、上から目線で勝手なことを言っているあいだに、彼らはしっかりと稼いでいたというわけだ。
かつて、このブログでも書いたが、まさに「悪名は無名にまさる」ということなのである。
その一方で、ヤクザ組長ら3人が、弁当店の代金を踏み倒したとして逮捕されている。
弁当店に1か月間、毎日注文を繰り返し、351食分の代金計約14万円を支払わなかったそうで、容疑は詐欺罪。
報道によると、逮捕された組長は、
「食費や家賃を支払う金もなかった」
と供述しているのだそうだ。
ヤクザ業界も不況の嵐でシノギ(稼ぎ)が厳しいというが、それにしても、組長が弁当代を踏み倒すとはなァ。
産業界の生産指数がどうのというより、日本経済の厳しさがリアルに伝わってくるではないか。
明日から11月。
年の瀬に向けて、世相はさらに混沌としてくるだろう。
くれぐれも事故、事件には注意されたし。
亀田兄弟の申告漏れ
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