健康保険がきかない高価な薬がある。
つまり、命はお金で買えるということだ。
すでに故人になったが、お金持ちだった知人がガンになったとき、いろんな治療法を試し、
「オレに金がなかったなら、とっくに死んでいるよ。命は金で買えるんだな」
と、しみじみ私に語ったことがある。
その知人も、結局、ガンには勝てず、亡くなっていく。
お金でどこまで命が買えるものか私にはわからないが、病気に対して、保険がきかない薬や治療法があることは事実だ。
これがなぜ、社会問題にならないのだろか。
臓器移植と「命」といものがあれだけ論議されているなかで、金銭による「格差医療」がなぜ問題にされないのか。
私は不思議でならない。
格差医療
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