来週末からシルバーウィークが始まる。
気がつかなかったが、テレビの放送で知った。
海外旅行は満席、国内旅行も大人気とか。
不景気だ、リストラだ、子供手当だ、雇用の確保だ、老後対策だという論議はいったい何なんだろう。
これが「格差社会」の実態とするなら、格差社会はますます広がるだろう。
なぜなら、下層階級にいるうちは格差社会を批判し、ひとたび中層階級になれば、あとは知らんぷり。海外旅行を楽しむことになる。
つまり格差社会とは、下から上への「這い上がり競争」なのだ。
「格差社会」を批判すればするほど、この競争は激化する。
福祉社会の進展に見えて、実は逆行しているのではないか。
頼れるのは自分だけ。
「個の時代」はさらに加速する。
私はそう思っている。
「個の時代」の加速
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