歳時記

東国場》知事は、糸の切れた凧(タコ)

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 連日、東国原知事関係のニュースである。
 おかげで、麻生総理がサミットへ行っていることを、私はコロリと忘れていた。
 人間、落ち目になると、ホント、影が薄くなるもんですな。
 それはともかく、なぜ自民党の衆院候補に「東国原」なのかといえば、言うまでもなく、彼に人気があるからである。
 本人もそれを承知しているから、「総裁候補にしろ」と自民党の足もとを見て要求をつきつける。「地方分権」は錦の御旗で、東国原知事は、ここがチャンスと踏んでいるのだろう。
 ところが、東国原知事の国政転身に対して、宮崎県庁に寄せられた声の8割が反対意見だそうだ。
 これをどう見るか。
 まず、東国原人気は、それがパフォーマンス人気であるとしても、原点は宮崎県民の圧倒的支持にある。
 ところが県民が国政転身に反対しているということは、人気の支持基盤には立てないということなのだ。
 つまり、糸の切れた凧。
 糸があってこそ、大空高く舞うことができるわけだが、そこに当の凧は気がつかないのである。
 凧に対して自民党内に異論が続出するのは当然で、糸の切れた凧を擁立するようでは、自民党は国民の信を失ってしまうだろう。
 それにしても、東国原人気とはいったい何なのか。彼が政治家として何をしたのか。いま一度、冷静に考えてみる必要があるだろう。
「宮崎県のセールスマン」は、ただ単に宮崎県を踏み台にしているだけのように私には思えるのだ。
 まさに、風を利用した凧なのである。
 

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