歳時記

「しょこたん ぶろぐ」で考えた

投稿日:

 正月2日。
 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。
 書きかけの原稿があり、続きを書こうと、今まさにパソコンの前に座ったところ、唐突に「中川翔子」という名前が浮かんできた。
「ブログの女王」と呼ばれていることはもちろん知っていたが、これまで彼女のブログを読んだことがなく、前々からアクセスしてみようと思いつつ、それっきりになっていたのである。
 ブログ人気の秘密はいったい何か。
(参考になるところがあればマネしよう)
 なんてスケベ心でアクセスして、ひっくり返りそうになった。
 身辺雑記の短文に (゜∀゜)(゜∀゜)(゜∀゜)(゜ω゜)トゥットゥルー――こんな文字とフレーズが躍っているではないか。
 しばし、腕を組んで考えた。
 楽しいブログだ。
 楽しいブログではあるが、
(わしには、とてもついて行けん)
 それが腕を組んで考えた結論であった。
 参考になるどころか、「ブログの女王」のブログを前に、私は時代に取り残されていくような寂寞たる気分に襲われたのである。
 だが、立ち直りも早い。
(ついて行けんものは、ついて行かんでもええんじゃ!)
 わしには、わしの書き方があるけん――と、〝あんたが大将〟の悪いクセが顔を出す。
 立ち直りではなく、居直りである。
 すでに1年以上も前から、友人で、武道家でもある沖縄在住の書家・玉城芳岳先生と、私のこのHPでコラボレーションをやる計画がある。
 玉城先生が「書(文字)」を書き、それに私が独断と偏見で詩的な一文を記すという趣向だ。「夢」とか「道」とか、重厚で素敵な文字をすでに頂戴しているが、私が怠けて文章をつけないでいる。
 これをそろそろ本気でやってみようかと思う。
 単文といっても、これは結構、腕力がいるだろうが、もしスタートに漕ぎつけたとしたら、それはひとえに「ブログの女王」のブログを読み、ついていけないと悟ったことによるのだ。

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