歳時記

人間関係の要諦

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 昨日、月刊『CIRCUS』の取材を受けた。
 取材テーマは「女子社員の管理術」といった内容だった。
 また、先日は『週刊女性』の取材を受けたが、こちらは「ちょいワル女の交渉術」といったテーマで、カレにおねだりする方法や、夫、姑の操縦法について話をした。
 両誌ともテーマは「人間関係術」だ。
 人間関係は、生きている限り、私たちについて廻るものであり、喜びも苦悩も人間関係から発する。だから「人間関係術」は、永遠のテーマということになる。
 私は、人間関係は、精神的な意味を含めて、次の3つのパターンしかないと思っている。
 ①相手の「上位」に立つ。
 ②相手と「同位」に立つ。
 ③相手の「下位」に立つ。
 そして人間関係でモメるのは、双方が「同位」に立った場合である。
 高さが違えば、意見が違ってもすれ違う。
 つまり白黒をつけなくてもすむ。
 ところが、同じ高さに立っていれば、真正面からぶつかるのは必然だ。ぶつかれば、どっちが正しいかを争うことになる。だから双方とも引かず、論理に理屈に詭弁を弄し、いかに自分が正しくて相手が間違っているかを主張する。結果、人間関係に無用のヒビが入るというわけだ。
 以上のことから、人間関係術の要諦は、相手の「上位」に立ち、時に「下位」に降り、「同位」に立つことを避けることだと、私は思っている。この「上位」と「下位」の振幅によって、相手は翻弄される。
「相手を手のひらで転がす」
 とは、こういうことを言うのだ。

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