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知人の死
2019/8/11
昨日、午前中は千葉で初盆のお勤めをし、夕刻は都内に出て、知人の通夜に会葬者として参列した。 知人はガンを患っていた。 行年、81歳。 男伊達で鳴らした兄ィである。 「好き勝手に生きてきて、うらやましい ...
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夫婦喧嘩
2019/8/9
私は大の寒がりである。 日帰り温泉の食堂で仕事をしていると、冷房が効きすぎて寒くてたまらない。 他の客は薄着で平気な顔をしているから、私だけなのだろう。 だが、寒いものは寒い。 そこで冬用の厚手のフリ ...
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孤独という足音
2019/8/6
いま日帰り温泉の食堂で仕事をしていたら、 「あら、ここにいるの?」 声をかけられ、顔を上げると近くに住む私の娘である。 仕事が休みなのでやって来たのだそうだ。 孫たちは部活にでも行ってるのだろう。 我 ...
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盛夏の墓前読経
2019/8/3
この時期、墓前の納骨法要は汗だくである。 参列の方々もそれは同じで、ご婦人は日焼けを気になさるだろうし、熟年の方々は熱中症の危険がある。 子供にとって読経は苦痛以外の何ものでもあるまい。 ならばと、 ...
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トンボと「勝ち虫」
2019/7/31
日帰り温泉の露天風呂に浸かっていると、トンボが数匹、俊敏な動きで飛び回っている。 方向転換するときのスピードたるや、唸るほどの早さで、見ていて厭きない。 そう言えば、トンボは別名「勝ち虫」と呼ばれ、武 ...
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笑いと健康
2019/7/29
笑う門に福来る。 これが健康の王道である。 だから私は愚妻を笑わせてやる。 ダジャレでも、愚妻は顎が緩んでいるのでガハハハと笑う。 ガハハハと笑ったところで、 「目尻のシワが増えるぞ!」 警告すると、 ...
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足の裏を揉む
2019/7/22
「サウナに入ったら足の裏を揉むのよ」 と、愚妻がうるさく言う。 日帰り温泉に着くと「揉むのよ」と言い、帰るときは「揉んだ?」と訊いてくる。 「揉むわけがない」 不機嫌な声で言うと、 「だからダメなのよ ...
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盛夏目前なれども
2019/7/14
いよいよ夏休みである。 私ではない。 小、中学生の話だ。 高校はどうなっているのか知らないが、小学生たちが嬉しそうな顔をして道場でそう言った。 「えッ、夏休み」 私としては不意をつかれる思いである。 ...
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「健康」という願望
2019/7/8
健康と不健康とに関わらず、それぞれの人生は貴い。 健康であっても、不満と二人三脚で生きている人もいれば、病に伏していても人生を楽しんでいる人もいる。 与えられた命をどう生きるか、ここで幸不幸は決まるの ...