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忙しいという錯覚
2010/3/29
昨日、都内で所用があり、電車で出かけた。 私の隣に座る30代とおぼしき男性が、熱心にケータイ電話でゲームをやっている。 (何がそんなに面白いのか) と思うのは私の勝手で、彼にしてみれば楽しいのだ ...
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何事も「出口」が大事
2010/3/27
毎年、この時期になると、道場をやめていく子がいれば、新しく入ってくる子がいる。 差し引きして、大人から子供まで、だいたい100名ほどで推移している。 入会を「入口」とすれば、退会は「出口」となる ...
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愚か者に、深い溜め息
2010/3/26
中国古典の『菜根譚』に、 《花は半開を看(み)、酒は微酔(びすい)に飲む》 という言葉がある。 花を見るのなら五分咲きを楽しみ、酒を飲むならホロ酔いで盃を置くのがよい、という意味から転じて、 「 ...
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すべては「見方」で決まる
2010/3/25
10人に営業をかけて、7人に断られたとする。 「成功率3割」 と考えるのは、二流の人間の発想である。 なぜなら、7人を〝捨て石〟と考えているからだ。 この発想をしている限り、10人で7人、20 ...
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頑張らない生き方
2010/3/23
還暦を目前にして、人生はいよいよ〝引き算〟に入った。 「人生の現役」として生きるのは、長くてあと十余年か。 いや、あと数年ということだってある。 悲観しているのではない。 人生マラソンのゴール ...
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審査会で我が身を考える
2010/3/21
今日は、私の道場の春期審査会だった。 子供たちは普段の稽古で見るのとは違い、気合いが入っていて嬉しい驚きだった。 と同時に、「上達」と「精神年齢」とは密接に関係していることを改めて認識した。 ...
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生方副幹事長にエール
2010/3/20
生方幸夫副幹事長の解任問題で、民主党が揺れている。 生方氏が小沢幹事長を批判したことが原因だが、これまで小沢氏の〝剛腕ぶり〟を見ていると、 (なんだかなァ) という思いを持つ人も少なくないのでは ...
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政治と命
2010/3/18
北朝鮮で、デノミを担当した実務者が、失敗の責任を問われて銃殺刑にされたそうだ。 すごい国ですな。 北朝鮮は昨年11月末、インフレ抑制や計画経済への回帰を狙って、旧貨幣100ウォンを新貨幣1ウォン ...
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思い出にも〝利息〟がつく
2010/3/17
私は、イヤなことはすぐ忘れるようにしている。 いや、イヤなことはハナから記憶にとどまらないようになっているのだ。 私を知る人間は、 「うらやましい性格だ」 と揶揄(やゆ)するが、これは性格では ...
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「欲望」と「貨幣の雨」
2010/3/15
人間の「欲望」について、お釈迦さんのこんな言葉がある。 「たとえ貨幣の雨を降らすとも、欲望の満足されることはない」 物質的に満ち足りた生活を求めながらも、欲望は決して満たされることはなく、満たされ ...