「 mukaidaniの記事 」 一覧
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言葉の劣化
2022/11/14
月曜から愚妻は、1泊2日1通院である。 第4回目の抗ガン剤投与だ。 私は通夜、葬儀が入っている。 法衣の準備は愚妻の役目なので、1泊2日程度ならいいが、長く入院されるとマジに困る。 「おまえも大変だろ ...
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皆既月食と「因果の道理」
2022/11/9
昨夜は皆既月食を見た。 見たいわけではないが、愚妻がハシャいでいる。 愚妻は、こういうものが大好きなのだ。 「どうでもいいだろう」 と言えば角が立つ。 病人によろしくあるまい。 仕方なく、玄関先に立っ ...
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非常用ランタン
2022/11/7
通販で買ったのだと言って、愚妻が非常用の小型ランタンを私の自室に持って来た。 「ほら、こうするのよ」 頭部を引っ張ると、ピカッとまぶしく光るのだ。 しばらく災害用品を買わないと思ったら、禁断症状が出た ...
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「もんじゃ焼き論法」
2022/11/1
言葉と文字の違いは何か。 「残る」と「消える」である。 いまスマホをいじっていて、そんなことを改めて思った。 たとえば1年前、岸田総理に関して、 「決める男に豹変」 という記事が配信されている。 とこ ...
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「相対」ということ
2022/10/28
「急に冷え込みが強くなると、坊主が忙しくなるでぇ」 ずいぶん昔、編集企画会社をやっているころ、クライアントの一つであった寺院の住職が言った言葉だ。 住職が亡くなるまで10年以上、私と仕事をした。 住職 ...
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「棒があった!」という驚き
2022/10/24
2年ぶりの山中湖合宿だが、稽古するのは会員諸君で、私は体育館の壁際のソファーで見物である。 『見物』は「見て楽しむ」の意味だが、同じ発音でも『見仏』となれば、 「仏の姿や光を見ること」 という意味にな ...
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病人は強し
2022/10/21
明日は、当道場の山中湖合宿である。 稽古開始は朝9時からなので、拙宅を5時出発となる。 長い一日になる。 もっとも稽古は指導員たちがやるので、私のような「枯れ木」は、山のにぎわいのようなものだが、明後 ...
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「怒る」を忘れず
2022/10/17
昨夕、久しぶりにウォーキングをした。 法務が連日のように続き、いささかバテ気味のため、ウォーキングどころではなかったが、疲れているからこそ歩くべきだと腰を上げた次第。 私の信条は、何事においても「逆療 ...
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励ますことの難しさ
2022/10/10
抗ガン剤の副作用で、愚妻の頭髪が少し抜けたそうだ。 本人がそう言ったので、私は気がついた。 薄情でも、関心がないわけでもなく、副作用で抜けるものであれば抜けるのはごく自然なことなので、いちいち気にする ...