歳時記

ウォーキングの楽しさ

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今日は晴れていたので、法事から帰宅してウォーキングに出かけた。
つい先日まで頼りなさげだった田圃の苗が、元気に育っている。

巷では、コメが高いだ安いだと騒いでいるが、当のコメたちは我れ関せず。
頼もしいではないか。

歩きながら、家庭菜園をやっているころ、ネギに感心したことを思い出した。
ネギは植えずとも、畝(うね)に斜めに立てかけて根っこ部分に土をかぶせておくだけでよく、あとは自力で根を伸ばし、立ちあがり、育っていく。
エライものだ。

今日もカモが羽をバタつかせて田圃の上を低空飛行していた。
愚直な鳥である。

トンビは羽を動かさず、風に乗って高空をゆっくりと旋回しつつエサを探している。
要領のいい鳥である。

このところサギが多く、田圃でエサを漁っている。
「サギ集団」という言葉が脳裡をよぎり、思わず笑ってしまう。

こうしたこともウォーキングの楽しさの一つだと私は思っている。

愚妻はしばらく膝の痛みを訴えなかったが、ここ数日、痛いのだそうだ。

「ウォーキングをやめるから膝が弱くなったのだ」
私が責すれば、
「膝が痛いから辞めたんでしょ」
と反論。
ニワトリが先か、卵が先かの論争になる。

ウォーキングをしていると、いろんな楽しみがあって厭きないのである。

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