依然として、右肩から右肩甲骨にかけて痛む。
鈍痛が、刺すような痛みに変わってきた。
スマホで頸椎症を調べると、痛みは鎮痛剤で抑え、自然におさまるのを待つしかないとのこと。
それかちっともおさまらない。
難儀である。
何日もキィーボードが打てないのは、仕事に支障がきたす。
そこで仰向けになり、ノートパソコンを腹に乗せ、肩と肩甲骨に負担がかからないようにして打ってみた。
痛むが、何とか打てる。
それで試しに、このブログを書いている。
先日の整骨医院へ再度、行った。
私が服用できる鎮痛剤をもらってこいと、愚妻がうるさく言うからだ。
で、行った。
看板をよく見ると、整骨医院ではなく整形外科だった。
何人か医師がいるようで、先日の中年医師ではなく、若い医者だった。
「薬で痛みがおさまらないなら、注射という方法もありますが」
「神経根ブロックですね」
私はよどみなく応じる。
十数年前、脊柱管狭窄症で歩行に難儀したとき、この治療をしたのでよくわかっている。
脊柱に注射するのは楽ではなかった。
頸椎症なら神経根ブロック注射という治療法はわかっている。
気が進まないが、仕方があるまい。
それで今度、MRIを撮ることになった。
だが、前回の医者は、
「ま、鎮痛剤で様子を見て、リハビリですかね」
と言ったではないか。
それが今度は神経根ブロック注射。
医者によって言うことが違うのか。
ま、どっちでもいいが。
問題は、自然に痛みが治まったときである。
それでも注射をするか、放っておくか。
悩ましい問題である。
「人生は常に選択である」
という言葉がよぎる。
ムダと承知しながら、愚妻にどっちにすべきか問いかけてみる。
「どっちでもいいんじゃない?」
そう。
どっちでもいいのだ。
だから迷うのだ。