非常事態宣言が延長されるようだ。
3月の頭に遠出を予定していたが、出かけるのは無理か。
ガースー総理は宣言を発出するとき、
「1カ月後には必ず事態を改善させる」
そう大ミエを切った。
だったら改善させろ。
改善できないなら、詐欺ではないか。
ところが、「必ず事態を改善させる」発言の根拠を問われて、
「強い決意を申し上げた」
こういうのを詭弁と言うのだ。
だが、一国の総理が堂々と言い逃れて通るなら、これを利用しない手はあるまい。
「よし、仕事をするぞ!」
私が宣言し、いつまでも居間を立たず、テレビを観ながらゴロゴロしていると、
「ちょっと、仕事をするんじゃないの」
愚妻の批難に、
「決意を申し上げた」
堂々と居直る。
「ちょっと、お湯を入れさせて、風呂に入ると言ったじゃないの」
「決意を申し上げた」
「なに言ってるのよ!」
私たち国民も、ガースー総理の詭弁に対しては、愚妻のように烈火のごとく怒るべきなのだ。