春野菜を植えなければならない。
しかし、私には雑用が山ほどあり、畑に行く時間がない。
時間はないが、口で命令することなら簡単にできる。
「キャベツの苗を買ってこい」
と愚妻に指示し、買ってこさせたところが、
「ちょっと、いつ畑に行くのよ」
眉を吊り上げた。
「木曜日でどうだ」
「苗がダメになっちゃうわよ」
「では、どうする」
「行くしかないでしょう」
「わしは時間がない」
「ホントにどうしょうもないわね!」
愚妻はプリプリと怒りながら、先ほど畑へ出かけていった。
今日は午後1時から、佐倉市空手道連盟主催の審判講習会がある。
それまで原稿書き。
講習会が終わったら、久しぶりに九十九里の仕事部屋へ行く予定にしているが、そこでも仕事。
畑に行くヒマはないのだ。
愚妻が怒って畑へ
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