歳時記

溜め息と二人三脚

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ブログを書いていると、毎日が飛ぶように過ぎ去っていることがよくわかる。

前回のブログからちょうど一週間になるが、数日前に書いたような気分である。

前を向いて歩いていると遅々として進まないように感じるが、振り返れば結構な距離を歩いてるのと同じか。

「もう60歳」「もう70歳」と時の移ろいに嘆息するのは、来し方を振り返るからだろう。

ということは、過去を振り返らず、未来を見て生きて行けば嘆息は少ないという理屈になるが、鏡を見ると否応なく時の移ろいを突きつけられることになり、やっぱり嘆息である。

だが、溜め息は二酸化炭素が多く含まれているという。
酸素を取り入れて二酸化炭素を排出するのだから当然だろう。
未来に希望が持てず、溜め息の回数が多くなれば、比例して二酸化炭素も多くなる。

ひょっとして、地球温暖化の一因にこうした溜め息が影響しているのではないか。
となれば、未来に希望が持てるようになることが、温室効果ガスの抑制につながるという理屈になるなるではないか。

朝っぱらからくだらない考えがとどめもなくよぎり、思わず溜め息をつく。
人生はどうあっても溜め息と二人三脚なのである

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