歳時記

汗と鼻水

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法務に出かけると、早めに現地付近に到着して、マックかファミレスに入る。
たいてい書きかけの原稿をプリントアウトして持参し、直している。

ただ没頭すると法務がおろそかになるので、時間を区切って原稿はやめ、法務のことを考えるようにしている。
つまり、デジタル的な時間の使い方で、こうすれば平行処理ができるのだ。

さて、店内は涼しくていいのだが、問題は駐車場から店内まで。
わずかな距離だが、この猛暑で、どっと汗が吹き出す。

店内からクルマに戻るときもそう。
しかも、車内はサウナ状態。
昨夕の通夜がそうだった。

さて、今日はどうしたものか。
葬儀は午後の1時。
暑い盛りである。

「おい、おまえならどうする?」

一応、愚妻に意見を求めてみると、

「クルマの中にいればいいんじゃないの。涼しいわよ」

いともあっさり言った。
この、ごく当たり前のことに、私は気がつかない。
愚妻は単純、私は難しく考え過ぎるのだ。
マックもファミレスもパスし、クーラーを効かせたクルマの中にいれば、なるほど汗をかかないのは道理である。

で、今日はさっそく式場近くに駐車して待機。
車内は涼しい。
導師控室はギンギンに冷房がかかっている。
汗をかかなくてすんだのはいいが、冷えすぎてクシャミと鼻水が出てきた。

「あっ、クーラーを止めましょうか?」

式場の若い女性スタッフがあわてて気づかってくれる。

暑くてもダメ、寒くてもダメ。
人生は結局、思うようにいかないのだ。

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