我が家で節電を実行中である。
深い意味はない。
電気代が高騰しているそうなので、
「よし、節電だ」
と思い立った次第。
だから、どの部屋もエアコンをつけない。
自宅にいるときは、ズボン2枚を穿き、上着も着込む。
帽子も被る。
靴下は厚手がいいだろうと、まとめ買いした。
法務で履く厚手の白足袋も何足か買った。
愚妻の通販買いにも拍車がかかり、防寒の上着や毛布などを次々に購入して得意がっている。
身体が冷えるのは健康によくないと言うことで、時間があれば近くの日帰り温泉にも行く。
家で、2度も3度も風呂に入る。
節電で電気代がいくら安くなっているのか知らないが、むしろ出費が増えていることにハタと気がついた。
私の好きな言葉に、
「材木を流して木っ端を拾う」
というのがあるが、これと同じで、
「電気代を惜しんで出費が増える」
ということか。
大事なことは「本質」である。
電気代の節約行動を省(かえり)みて、
「何事も本質を見失ってはならない」
ということにあらためて気づいた次第。