歳時記

憎まれ口とイヤ味

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真偽についてはよくはわからないけど、元横綱貴乃花の長男クンによる父親の「暴力告白」が話題である。

元貴乃花が酒に頼るようになったとか、突然キレて奧さんに料理を投げつけたとか、程度の差はあれ、そんなことがあったとか。

実の息子だ。
根も葉もないことは言わないだろう。

天下の大横綱と呼ばれ、相撲道を語る一方で、家庭は修羅場だったということか。

こう考えると、「貧しいながらも楽しい我が家」と言うがごとく、平々凡々の人生であろうと、笑顔の毎日をもって幸せとすべきだろう。

「なあ、おい」
愚妻に言うと、
「まるで我が家が〝楽しい我が家〟みたいに聞こえるじゃないの」

憎まれ口を叩くが、お互いが憎まれ口を叩けることをもって、よしとすべきだろう。

愚妻が「風呂友」にメールlすると、これまでどおり日帰り温泉へ出かけているとのこと。
「行こうかしら」
愚妻の決心がグラついている。

だから、私は背中を押してやる。
「行けばいい。しっかりコロナに感染して、軽症がいきなり重症化して死ねばニュースになるぞ。わしがうまく脚色してやるから、お前は一躍有名人だ」
「ちょっと、イヤ味じゃないの」

かくして、今週一杯考えて決断するそうな。

我が家は、憎まれ口も、イヤ味も、心おきなく口にするのだ。

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