歳時記

元旦の払暁

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明けましてお目出度うございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

天気がよさそうなので、初日の出を見ながらウォーキングをしようと家を出たら、外は真っ暗。

久々のウォーキングなので、日の出の時間など考えもしなかった。
時計を見たら5時45分。
せっかく外に出たのだからと思い、歩き始めた。

暗いので定番コースを避け、クルマが走る通りを歩く。
救急車がピーポーピーポーと走って行く。
近くに東邦大学付属があるのだ。

病気かケガかわからないが、災難に正月はないということを改めて思う。

と、東の空が明るくなった。
朝焼けである。
これから日が昇る。

初日の出もいいが、これからまさに太陽が顔を出そうとする払暁の景色も悪くない。
たとえて言えば、テーブルで美味しい料理を待つワクワク感である。

太陽も昇ってしまえば、あとは沈むだけ。
そう考えると、何だか即物的で風情に欠けるのである。

帰宅し、愚妻にこのことを話してやろうと、
「外は真っ暗で」
と言いかけたら、
「暗いに決まってるでしょ」
即物的な言葉で、話の腰を折ったのである。

さて、今年はどんな一年になるか。
どんな年になろうとも、それを楽しもう。

『晴れてよし 曇りてもよし 富士の山 もとの姿は変らざりけり』

朝風呂に浸かりつつ、山岡鉄舟の言葉がよぎるのだ。

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