時代はテレワーク。
働き方改革は遅々として進まなかったが、「予期せぬコロナ禍」によって一気に進展した。
物事は突然変異でしか変わらないということの見本である。
言い換えれば、生活形態や習慣を変えたいと思うなら、
「そうせざるを得ない状況に自分を追い込む」
ということがポイントになる。
ところが私たちは「意志」にそれを求める。
だからうまくいかない。
意志は都合よくコロコロと変わっていく。
三日坊主に終わって自分の意志の弱さを嘆き、何度も仕切り直しをし、何度も失敗し、結局、何も変わらない。
人生を切り拓いていくのは「意志」ではなく、
「そうせざるを得ない」
という状況に追い込む力なのである。