先週、初めてNHK大河『麒麟がくる』を観た。
私はニュースと動物もの以外、テレビをほとんど観ないので、これまで大河ドラマには無関心でいた。
いま、光秀について調べていることがあり、『麒麟がくる』を参考までに観ようかとも思ったのだが、大河に馴染まない私はスルーしていた。
ところが、現金なもので、脚本を書いている池端俊策氏が私と同郷の呉市の出身と知って、にわかに番組に親近感を抱いた。
著名な方なのでお名前は存じ上げていたが、同郷となると、また違った感慨があるものだ。
しかも池端氏は広島県立呉三津田高校のご卒業、私は同県立呉宮原高校の卒業で、向こうが旧制一中、うちが二中。
池端氏は私より四歳年長。
これはぜひ『麒麟』を観ないわけにはいくまいというので、拝見した次第。
面白かった。
参考になることが多く、観てよかったと思った。
ますます光秀に興味と空想が湧いてくる。
(よし、来週も観よう)
と思いながら、いまハタと気がついたら昨夜の放送ではないか。
「大河」が毎週日曜夜8時の放送であることを失念していた。
その前の7時30分から放送される『ダーウィンが来た』を毎週楽しみにしながら、終わるとさっさと自室へ引っ込んでしまう。
げに習慣の恐ろしさである。
次週から『麒麟』を予定表にメモしておこう。