今朝、総合病院の整形外科で診察を受けた。
手の痺れの原因について、医者はあれこれ懇切に説明してくれ、内科的な原因から来ることもあると言ってから、
「しかし、あなたは元気一杯ですから、それはないでしょうな」
と、妙なホメられ方をした。
そういえば過日、法事の施主が私と同い年ということで話しが弾んだが、
「しかし、あなたは血色がいいですなァ」
と、これまた妙なホメられ方をしたことを、このとき思い出した。
診断の結果は、血行不良だろうということで薬を処方され、三週間後に再度、診察することになったが、
「元気一杯」
と言われ、
「血色がいいですなァ」
と言われながら、診断は「血行不良」。
何だか整合性がないような気がしないでもないが、血栓ではなさそうなので、ひと安心。
付き添ってきた愚妻に「血行不良」らしいことを告げると、
「ほら、ごらんなさい!」
俄然、強気になって、
「温泉に浸かったときにマッサージしないからよ」
勝ち誇ったように、温泉の効用をまくしたて、
「源泉の掛け流しに30分入ってなさいよ!」
愚か者が、朝っぱらから湯船に30分も浸かる時間がどこにあるのだ。