『驕るなよ 丸い月夜もただ一夜』
一休禅師の言葉である。
「安倍総理、調子に乗っているわね」
とは、かねて我が家の愚妻でさえも言っていたことだ。
そのことを諫言する側近が安倍総理にはいなかったのか、言っても耳を貸さなかったのか。
憲法改正を悲願とするのなら、支持率を維持するため、むしろ謙虚に振る舞うベきであったろう。
「人間は得意の絶頂でつまづく」
とは、私が折りに触れて書くことだが、ホントにそうである。
私は残念ながら「得意の絶頂」は、はるか彼方。
「丸い月夜」にもならず、細い三日月のままである。
したがって、つまづきようがないのだ。
そう言って愚妻に胸を張ると、
「最初からつまづいているんじゃないの?」
稲田辞任のニュースを見ながら、愚妻の憎まれ口は絶好調なのだ。
憎まれ口
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