歳時記

ラジオ出演と「咳」

投稿日:

 昨日は無事、ラジオ出演(ニッポン放送『土屋礼央 レオなるど』)。
「無事」というのは、ほかでもない。
 ノドのガラガラと鼻づまりである。
 たちまち治ったので、たかをくくって夜、マスクしないで寝たところが、朝起きると鼻が詰まり、ノドがガラガラ。
 このあたり、私のズボラなところなのだ。
 風邪だかアレルギーだか判然としないが、咳が出てしゃべれなくなったのでは、みんなに迷惑をかけてしまう。
 そこで、とりあえず水なしで服用できる龍角散を購入し、道中にかけるマスクは高いやつ奮発したのである。
 スタッフにノドの不調を訴え、温かいカフェラテを注文。
 本番前に鼻を丹念に噛み、龍角散を服用。
 できるたけ声を使わないようにしていたのだが、これがよくなかった。
「じゃ、そろそろ」
 スタッフに声をかけられ、
「はい」
 と返事したところが、声がガラガラ。
 準備運動しないで、いきなり走り出すようなものではないか。
 大事を取り過ぎるのも考えものだと反省しつつ、
「アー、アー、アー」
 と声を出してスタジオ入りした次第。
 テーマは、拙著『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』(左右社)。
「なぜ、勉強しなくちゃならないのか」
「なぜ、人に親切にしなくちゃならないのか」
 といった拙著のテーマでフリートーク。
 パーソナリティの土屋氏に幼い子どもがいらっしゃるというので、楽しい30分だった。
 スタジオ入りする前は「咳が出るとヤバイな」と気になっていたが、いざ始まると、そんなことはどこかに飛んでしまっている。
「案ずるより産むが易し」
 とは、なるほど先人はうまいことを言ったものである。

-歳時記

Copyright© 日日是耕日 , 2024 All Rights Reserved.