バドミントンの桃田賢斗選手が、違法カジノ賭博問題でヤリ玉にあげられている。
21歳という年齢を考えれば、指導者は日常生活においてどう指導していたのか、責任の一端は問われるだろう。
それはそれとして、今回の一件は、「罪とは何か」ということを考えさせられる。
賭博は、「行為」そのものが悪いのか、「違法」だから悪いのかという問題だ。
競馬や競輪は「合法」なのでOKということは、賭博は行為そのものが悪いのではないということになる。
だが殺人は、たとえ違法でなくても「罪」である。
危険薬物だって同様だ。
「ならば賭博はどうなのか」
と考えさせられるのだ。
カジノ法案が叫ばれて久しい。
日本にラスベガスのようなカジノをつくろうというのだ。
「賭博は悪くない」
とするなら、賭博行為を民間に公認すればよい。
これこそ民活であり、規制緩和ではないか。
雇用も創設できるし、みんな張り切ってギャンブルをするだろうから、一億総活躍社会になる。
メディアの「桃田バッシング」を見ていると、そんな皮肉も言いたくなるのだ。
違法カジノを考える
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